暗記物
ここ最近、小学4年生の子と都道府県名を覚えています。
北海道・東北地方から始まり、今日でついに九州地方まで覚えました。
学校で地方ごとにテストしてもらっているようですが、
キートスではそれだけでは終わりません。
九州地方だけでなく、北海道から47都道府県全てを漢字で書いてもらいます。
1回目、埼玉県・滋賀県の漢字間違えに山梨県・沖縄県をど忘れ。
2回目、山梨県・沖縄県の漢字間違えに宮崎に県を付け忘れ。
この時点で既に47都道府県を2回通り書いていますので、
「次気を付けるんだよ」と言って終わりにしてあげたくなります。
が、その言葉をぐっと吞み込んで、3回目。
三度目の正直ではありませんが、なんとか3回目で全問正解。
私が回答を確認している間、手を合わせて祈るような格好をしていた彼女も、
全体に大きな丸が付いた瞬間、安堵の笑顔を見せてくれました。
先週まで、栃木県や新潟県、岐阜県といった漢字を間違えていたことを考えると、
どれも本当によく書けるようになってくれました。
小学生の地理において、都道府県名は全ての基本となります。
これから、平野、山地山脈、川など覚える物は続くのですが、
人生においてこの年代に覚えてしまったものは、多少の忘れはあったとしても、
その後の人生においても知識として頭に残り続けるものです。
これが受験学年となる5年生・6年生となると、目先の課題に追われる日々となり、
どうしても暗記物に十分な時間が割けなくもなって来ます。
漢字などもまた然りですね。
「低学年のうちから塾なんて」「低学年のうちからそんなに勉強しなくなって」というお声を頂戴することもあります。
こんな私もそのようなお声に、一部賛成だったりもします。
ですが、だからこそ「各年代・各学年において、やっておきたい学習」というものがあると考えています。
何事も優先順位・段取りが大切ですね。
皆さんのお子さんは47都道府県名全て、漢字でスラスラ書けていますか。
抜き打ちチェックしてみてください。
暗記物は考えて立ち止まってしまった時点でアウトです。
手や口に覚えさせるくらい練習したいものですね。