慶應対策日曜講座
ちょっと宣伝を…。
今月から始まった「慶應附属中学受験対策日曜講座」ですが、
教材に毎回オリジナルテキストを配布しての授業としています。
今、「数」関連の問題を多く解いてもらっているのですが、
2題ほど問題を紹介します。
1.小数第1位未満を四捨五入して3.7になる数は、いくつ以上いくつ未満ですか。
2.1901年から1999年まで、うるう年は何回ありますか。
慶應附属中学を志望校として考えている受験生諸君、
これらの問題がすらすら解けているでしょうか。
当たり前のように解けている子は立派です。
危険なのは、このような問題を後回しにして、
「○○算」などといったものに必要以上の時間と必要以上のテクニックを身に付けようとすることです。
それは明らかに間違った慶應対策と言わざるを得ません。
各業者さんから、
慶應に限らず、様々な学校の入試問題の解説を依頼されることが度々あります。
解説しようとすればするほど、惚れ込んでしまうのが慶應の入試問題でもあります。
問題のレベルというよりも、問題作成者側のレベルが非常に高いように思えます。
(決して上から目線のつもりはありません。)
慶應が出題すれば、翌年以降にはその問題が中学入試においてブームになる、
と言われるくらいですから、全国の中学校が注目している入試問題とも言えます。
私が受験生たちに説きたいのは、
個々の問題のみならず、1年分の問題から読み取れるメッセージをちゃんと解読してもらいたいということです。
慶應ほど受験生に求める資質を入試問題の中で明確にメッセージ化している学校はいないのではないでしょうか。
私に出来ることは、受験生たちにその資質をきちんとしたプロセスで身に付けさせてあげること。
変な公式を覚える暇があったら、貴重な日曜日の3時間をキートスで過ごしてみてください。
損はさせません。