学校訪問(玉川学園)

学校訪問(玉川学園)

今日は玉川学園中学部・高等部の塾対象学校説明会に行って来ました。
玉川学園は、広大な敷地の中に、幼稚園から大学まで全てが同じキャンパス内にあります。
とてもとても立派なキャンパスで、
その広大さに圧倒されながら正門から中学部の校舎までを歩いていると、
写真を取り忘れてしまいました…。
せっかくの機会だったのですが、残念です。

さて、説明会の会場はなんと、キャンパス内にあるプラネタリウムで行われました。
学校内に立派なプラネタリウムがあるとは、なんとも羨ましい限りです。
一通りの説明をして頂いた後で、
玉川学園の魅力の一つでもあるIB(国際バカロレア)クラスの授業を見学させて頂きました。
帰国子女はIBクラスのおよそ2割ほどしか在籍していないとのご説明でしたが、
もちろん授業は全て外国人の先生方による英語での授業です。

中学生の数学と社会科の授業を見させて頂きました。
数学は二次方程式の授業でした。
x2がpositiveである場合は必ずtwo solutionsとなるといった解説がされていました。
さすがですね。

そして驚いたのが社会科の授業。
地理分野で、地形の用語をクイズ形式で紹介する授業でした。
中でも、とある問題。
日本語に和訳するならば、次のような出題です。
「海岸部に見られる、陸と陸をつなぐ橋のような地形を何と言う?」
なかなか答えられない生徒たち。
難しいですね。
そしてスクリーンに映し出された答えは、
‘isthmus’
皆さん、これが何を意味しているか分かりますか?
日本語では「地峡」と言います。
もちろん、日本語での説明などは授業内では一切されません。
子供たちはその事柄・知識を日本語を介してではなく、そのままの言葉で受け止めます。
とてもレベルが高い授業でした。

帰国子女でなく、これまで日本国内で普通に生活をして来た子たちでも、
時が経てば、当然のように英語での授業を理解出来るようになるそうです。
もちろん、学校の先生方のフォローと本人の努力あってこそのことであろうとは思いますが、
外国人の先生方も通常のスピードで普通に話していましたので、
子供たちの順応力は大したものですね。

校舎の廊下には、
NASAのスタッフやオバマ前大統領が玉川学園を訪問された時の写真まで掲示してありました。
なんとも羨ましい教育環境を目の当たりにした一日でした。