学校訪問(渋谷教育学園渋谷)
昨日は渋谷教育学園渋谷中学・高等学校の学校参観に参加して来ました。
渋谷教育学園渋谷、略して渋渋ですが、
皆さんご存知の通り、
首都圏最難関の私立共学校として、
向かうところ敵なしといった勢いのある学校です。
その人気は確かなもののようで、
体育館一杯に用意されていた椅子もほぼ満席状態でした。
渋谷教育学園渋谷は創立まだ20年程の新しい学校です。
渋谷駅と原宿駅のちょうど真ん中辺りでしょうか。
地下1階、地上9階建てのまさに都市型学校といったイメージです。
場所柄、大きなグラウンドなどはありませんが、
登戸にあるグラウンドや区の運動場などを使用したりしているようです。
創立者は現在の校長先生です。
渋谷教育学園幕張中高はじめ、実に多くの学校の学校長でいらっしゃいます。
昨日も繰り返しご説明頂きましたが、
掲げられた3つの教育目標に則って、
それらを具体化したものが日々の渋渋の授業であり、
在校生・卒業生の姿なのであることがよく分かりました。
「自調自考」・「国際人としての資質」・「高い倫理観」
渋渋の修学旅行は、生徒達自らが行程を考え、なんと現地集合・現地解散だそうです。
「多様性」も渋渋の一つのキーワードになりますが、
帰国生はもちろんのこと、海外からの留学生も多く受け入れているそうです。
また渋渋に籍を残したまま海外に留学することも出来ることから、
留学制度が充実しているのも渋渋の有名な魅力の一つですね。
「高校模擬国連国際大会」に日本代表として参加した生徒のインタビュー映像もありましたが、
これが本当に高校生なのか、といったような見事なコメントに、
言葉を失うと共に、感心させられました。
大学進学においても、海外の大学を考えている生徒たちが多いようです。
携帯電話の使用など、他校よりも恐らくは校則のようなものが比較的緩いのだろうと思いますが、
ダメなものはダメと、
特にいじめなどに対して渋渋は絶対に許さないそうです。
「高い倫理観」
先生方のご苦労も多いことと思いますが、
このご時勢、本当に頼もしい学校ですね。
校舎見学もさせて頂きましたが、
さすがに全10回建ての校舎ですので、
私にはエレベーターは欠かせませんでした…。
校長先生のお話にもありましたが、
渋渋の関連各校で、同じような教育理念であっても、
言葉では言い表せないような独自性が見られるそうです。
「やはり学校はその子供たちが作るんです」とのお言葉。
まさにその通りなのだと思います。
現代、そしてこれからの時代を見据えた確かな理念の下で教育を受けられる生徒たち。
本当に羨ましい限りです。
渋渋の文化祭に当たる「飛龍祭」が9/8・9に開かれます。
安全面等を考慮し、今年度からweb予約が必須となったそうです。
予約開始は8/1。
予約殺到が予想されますが、
渋渋にご興味の方は是非一度足を運んでみてください。