学校訪問(國學院久我山)
今日は國學院久我山中学・高等学校の学校参観に参加して来ました。
久我山駅から徒歩12~13分といったところでしょうか。
杉並区・三鷹市・世田谷区の3つの行政区にまたがる久我山キャンパスは、
緑溢れる住宅街の中に広がっています。
國學院久我山は言わずと知れた「男女別学校」です。
共学化が増加の一途を辿る昨今において、
副校長先生からのお話にもありましたが、
元が男子校であったこともあり、
「久我山が共学校になったのでは存在意義がない」
といった確かな信念について力強いご説明がありました。
男女別学とは文字通り、
男子と女子が別々のクラスで別々に授業を受けます。
が、学校行事やクラブ活動などは共学校と同様に行われます。
正に「良いとこ取り」と言えるのではないでしょうか。
キートスからの卒業生も多く通っている学校ではありますが、
日々楽しそうに久我山に通っている生徒たちを見ているだけでも、
如何に良い学校であるか、感じさせられます。
校舎の廊下にあった「男子右折禁止」の立て看板。
女子教室が体育の着替えなどで使用されている場合などに現れる看板だそうですが、
なんとも別学ならではのものなのかもしれませんね。
思わず笑ってしまいました。
学校案内パンフレットにも書かれていますが、
久我山のキャッチフレーズに
「きちんと青春」
という言葉があります。
これは久我山の卒業生が作った言葉だそうですが、
学校を挙げてこの言葉を全面に出している所からして、
青春時代を謳歌出来る環境なのであろうことがとてもよく伝わってきます。
私個人的な話になりますが、
高校時代ラグビー部に所属していた関係で、
國學院久我山という学校名はよく耳にしたものでした。
そんな記憶の中でも、
とある花園大会(高校ラグビー部の全国大会です)決勝のエピソードです。
國學院久我山の対戦相手と試合結果はすっかり忘れてしまったのですが、
久我山のラグビー部キャプテンが、
ベンチにも入らずスタンドで観戦している様子がテレビに映し出されていました。
怪我をしていた訳でもなく、実は学校の成績不振のために、
部活動停止となってしまっていたそうです…。
花園の決勝であろうと特別措置はしない、
文武両道を極限まで追求している学校の姿は、
一ラガーマンとして衝撃的な印象が残っています。
國學院久我山はラグビー以外の部活動でも、
全国レベルであることは有名ですね。
國學院久我山の有名な魅力の一つとして、
出口偏差値(高校卒業時の偏差値)が入口(入学時)に比べて高いことが挙げられます。
来年度入試から中学女子一般クラスがCC(Cultural Communication)クラスに名称を変えるそうです。
これにより久我山は、
一貫男子ST、一貫男子一般、一貫女子ST、中学女子CC、
そして、高入男子、高入女子(理系のみ)の6コースとなるようです。
STクラスで手厚い授業がなされているのは言うまでもありませんが、
私個人的には一般クラスの指導内容も好きだったりします。
久我山は先生方がとても熱心な学校ですので、
各種説明会も多数行われています。
特にCCクラスは来年度入試の目玉であろうと思いますので、
ご興味の方は説明会に是非参加してみてください。