学校訪問(吉祥女子)

学校訪問(吉祥女子)

今日は吉祥女子中学・高等学校の学校参観に参加して来ました。

西荻窪駅から徒歩7~8分といった距離でしょうか。
学校から駅までの道中は、コンビニすら一軒も見当たらないような住宅街。
思春期の子供たちにとっては、寄り道出来る場所があまりなく物足りない思いもあるかもしれませんが、
大事なお子様を預ける保護者目線では安心の環境であるとも言えますね。

学校紹介のDVDでは、様々な学校行事における生徒たちの生き生きとした様子が伝わってきました。
先生方の説明を聞いていて特に驚いたのは、理系に進む生徒たちの多さです。
「女子校」と聞くと文系志望の子たちが大半かなと思われがちですが、
文系・理系でおおよそ半分半分。
その他、芸術系もなかなかの割合を占めているという興味深い進学校でした。
最近の傾向として、理系の中でも「医学部」を目指す生徒が多いそうです。
さすがは高偏差値の学校ですね。
様々な業種のプロフェッショナルとして活躍されている卒業生のコメントなども紹介されていて、
「とにかく学校生活が楽しかった」
「『自立』を促してくれた学校の先生方に感謝している」
といったコメントは印象的でした。

帰り際、ちょうどお昼休みだったのですが、
思い思いの場所で友達とご飯を食べている生徒たち。
中庭に面した校舎の廊下で地べたに座ってお弁当を食べる生徒たちの姿は、
何と言っても「女子校ならでは」の光景なのでしょう。

私立の学校と聞くと、
とかく「最先端テクノロジーを利用した」や「英語教育に力を入れた」と言った形容語句を耳にすることが少なくありません。
これからの時代、もちろんそういった教育をして行くことも学校の責務なのかもしれません。
(もちろん、吉祥女子もこれらの教育をしっかりとされております。)
が、多感な時期の6年間、子供を預ける親の立場で見るならば、
「如何にその学校で青春を謳歌させてあげられるのか」
それも一つの学校選びの視点であろうと思います。

キートスからの卒業生も通っている学校ではありますが、
吉祥女子の先生方の教育に対する熱い想いや指導の工夫なども垣間見ることが出来、
改めて良い学校だなと思わされた一日でした。