スピカ

スピカ

夏期講習会前期もあと5日間となりました。
来週はお休みですから、ペース配分など考えることなく、
日々全力投球で臨みたいと思います。

講習内容を少しご紹介したいと思います。
連日よく頑張ってくれている小学5年生との授業内容です。
この夏、理科・社会の暗記に徹底的にこだわっています。
理科には大きく分けて、2つの分野があると考えています。
1つは表やグラフを読み取りながら、計算して答えを出すもの。
そして、もう1つが完全なる暗記ものです。
言うまでもなく、今5年生たちに取り組んでもらっているのは後者の方です。
星の名前や植物のつくりや仲間分け。
夏休みのように時間があり、かつ、連日学習出来るチャンスを活かさない手はありません。
前者の分野は、通常授業で徹底理解してもらいますので、
今は心置きなく暗記に徹して下さい。

中3の英語では、今日、わが母校の入試問題と出会いました。
「間接疑問文」の単元だったのですが、次のようなものです。

次の組の文がほぼ同じ内容を表すように、(  )に適する語を書きなさい。
・I know the writer of this book.
・I know (   ) (   ) this book.

正解は、
I know (who) (wrote) this book.
となります。
いかがでしょうか。
キートスの生徒にも(who) (writes)としてしまった子が多くいました。
こういった細かな部分にまで気を配れるということ。
どの科目もそうですが、英語という科目の学習を通しても、
立派な社会人を育成していくことは可能だと思います。

たかが「時制」。
たかが「星座」かもしれません。

でも、「表面温度の高いおとめ座の星と言えば?」と聞かれて、
「スピカ」と当たり前のように答えられる小学生。
そんな風に子供たちを教育出来る国に生まれて良かったと感じることさえあります。
大袈裟かもしれませんが。

世の学生諸君。
大いに勉強に励んでください。