指導理念
学習教室キートスは2017年の今年、創立12年目を迎えました。進学塾としてスタートして10年目となります。まだまだ歴史も浅い学習塾ですが、キートスには今日まで在籍生たちと共に築き上げてきた「確かな文化」が存在します。それを言葉で表現するとどのようなことになるのか、当の私にもしっくりくる言葉が見当たりませんが、「キートスらしさ」というものでしょうか。
- 学習を通して、人間力を鍛える
- 学習を通して、問題解決能力を身につける
- 学習を通して、自らを動機付ける力を身につける
我々は進学塾である以上に、「子供たちの教育に携わっている」という意識を強く持っています。故に、受験のためにしかならないような「受験テクニック」ばかりを教え込むのではなく、我々が考える「どういう人間でいて欲しいか」・「どういう大人になって欲しいか」を念頭に「人間力養成」に取り組んでいます。学習とは「人間力」の中の一つの要素であると我々は考えます。
キートスの授業を見学された保護者の方々に次のようなお言葉を頂きました。
「生徒は自由に発言しているのに、無駄な私語が全くない。」
「先生が解説の合間になされるお話は、奥が深く、本当に面白い。」
「先生が授業中教室の隅々まで歩き回ってくださり、全ての生徒に声を掛けてくださる。」
「「よ~い、始め」の後の「シャ~(問題用紙を裏返す音)」という音は久しぶりに聞いた気がして、鳥肌が立ちました。」
我々は学習塾として当然のことをしているだけですが、保護者の方々には「他塾との違い」をご説明頂いたようで、誇りに思います。
以前から申し上げていることですが、我々にとってのゴールは、在籍生徒の志望校合格に留まりません。あくまでも、「社会をリードしていける人材を一人でも多く世に輩出すること」です。正しいプロセスで学習を積むことの出来た子は、その「学習の尊さ」を知っていますから、決して人を馬鹿にしたりはしません。「先導者」たるもの「人に優しく、自分に厳しく」あるべきです。子供たちにとっての受験が人生における一つの通過点であると同時に、我々の「歩み」もそこから始まるのではないかと考えています。だからこそ、毎回の授業は「その子の人生を左右するかもしれない真剣勝負」なのです。受験後にその生徒たちと語り合える時間は限られていますから。
「受験」とは尊く、そして美しいものです。人生の中で、必ず一度や二度は通らなくてはならないものであるにも関わらず、人はそこを通過する時には、「それ」の真の意味をよく理解出来ていないものです。故に、現実から目を背けて逃げようとしたり、より楽な道を探してみたり、周囲が気になってしまったりと、志半ばでもがき苦しむのです。優秀な子ほど、その苦しみは大きいようにも思えます。そんな中でも「ゴール」を目指して前進し、その「通行許可証」をもぎ取りに「一人」で歩いて行くのです。毎年のことですが、そんな彼らの姿は何物にも代え難いほど美しく愛おしいものです。そうして、見事「切符」を手にすることの出来た子も、「本望ではない切符」を手にした子も、「ゴール」に到達して初めて悟るのです。「次の旅が始まった」ことを。
教室名でもある『KIITOS』とは、私が留学していた北欧の国フィンランドの言葉で『ありがとう』を意味します。教育水準世界第一位のフィンランドに負けないよう、日々あらゆる物事に感謝する気持ちを忘れずに、お子様そしてご家庭と理想の教室を目指して行きたいと考えています。そして、「全社会の先導者養成塾」であるという誇りを胸に、さらによりよいサービスを皆様に提供していく所存です。これからも、学習教室キートスに、より一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。皆様との良き出会いを教室にて、お待ちしております。